感染者が大幅に減らない性感染症ですが、まずは性病への理解を深めることが感染者の減少、予防や治療へと繋がっていきます!

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性病についての理解

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性病の起源

性病の起源 性感染症がいつ、何処で生まれ、どのように伝染していったのかは定かではありません。
ウィルスは、人類が誕生する以前から存在していたので特定は困難でしょう。
それでも性病が生まれたのはいつ頃なのか?という疑問もあると思います。
性病の存在は、古代より知られていて、実は聖書にも登場します。

例えば、旧約聖書のレビ記の中に、淋病に関する一節があります。
「もし、尿道の炎症による漏出があるならば、その人は汚れている。(略)尿道から膿が出ている場合と尿道にたまっている場合。以上が汚れである」(レビ記 15章1-2)

また、ギリシャ・ローマ時代には「淋病」や 「尖圭コンジローマ」が「性器の病気」として知られていました。
このように、古代より存在が確認できる性病の歴史は深いですが、性病が身近に猛威を振るうようになったのは、近世以後と言われています。

人が増加し、交流が盛んになった事が病気にとっては格好の温床となりました。
さらに、数多くの戦争がおこり、人々が住む場所を移動したり、仕事のために都会に出てきた男たちのために娼婦が増えた事も感染が拡大していった原因です。

梅毒は日本に1512年に持ち込まれた 性病の一つである「梅毒」が初めてヨーロッパに持ち込まれたのは、1493年コロンブスの第一回アメリカ探検隊員が原因で、西インド諸島の現地人との性交渉によって感染したというのが最も有力な説です。
一方、梅毒は日本には、パスコ・ダ・ガマの東方探検により、インドや中国などを経て、1512年に持ち込まれたと言われています。

つまり性病は、人類の探検によって世界各地に拡大していったという事になります。
梅毒は、当時は唐瘡、揚梅瘡などと呼ばれ、湿気などによる炎症などと考えられていました。
ですが次第に、性行為と関連づけられるようになりました。
性感染症として今もっとも有名であるHIVは、諸説ありますがサル免疫不全ウイルスが突然変異によって人間への感染性を獲得したと考えられています。
発生起源は、1920年代のコンゴ共和国の首都キンシャサであるという研究結果が発表されました。
インフラの整備、当時の列車輸送、売買春などを背景に大陸全土に拡大し最終的に世界的に蔓延したと言われています。

性病の予防や治療として様々な対策が考えられている現代ですが、昔から人から人へ感染するという形態は変わっていません。

単純に考えれば性行為・性接触を無くすことで性病の感染は防ぐことにはなりますが、そんなに単純に考え、割り切れないのが人間であることは容易にご理解頂けるかと思います。
子孫を残す、性欲を満たす、などの目的で性行為は万国共通、古今東西で行われています。

梅毒は日本に1512年に持ち込まれた これは人間の本能なので、どうしようもないことです。
やはり、性病にならないようにするには、不特定多数の人と性接触を行わない、避妊具を使用する、早期発見早期治療というのが一番の人それぞれができる最善の策と言えます。

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